弊社では、これまでホームページやカタログにカラーサンプルを掲載していました。しかし、実物と写真の色味が若干異なって見えてしまうことが課題でした。
これまで使用していた写真は、岡田煉瓦のスタッフが撮影したものです。決して悪いわけではありませんが、「もっと良くしたい」「より正確に質感や色味を伝えたい」という思いがありました。しかし、カメラの性能や撮影環境の整え方、色の編集、画像の解像度や容量など、レンガの魅力を最大限に引き出すために必要な要素が十分ではなく、改善の余地がありました。
そこで今回、新たにカラーサンプルボードを作成し、より正確にレンガの質感や色味を伝えられるよう取り組んでいます。特にこだわったのは、レンガとレンガの境目がはっきり分かるように、目地を3mm入れたことです。これにより、実際に敷いた際の雰囲気がより伝わりやすくなりました。
また、昨日はプロのカメラマンに撮影を依頼しました。しかし、撮影して終わりではありません。より実物に近い色味を再現するため、色のカットサンプルもお渡しし、印刷時の発色を確認しながら細かく調整を行います。「写真では伝わらない」と言われるレンガの魅力を、より正確にお届けできるよう、今後も改善を重ねてまいります。