2026.08.04
レンガ舗装は難しくない
― インターロッキングブロックと共通する設計・施工 ―

レンガ舗装について、
「施工が難しそう」
「特別な設計が必要ではないか」
「施工できる業者が限られるのでは」
と思われることがあります。しかし、舗装レンガの基本的な設計方法や施工方法は、インターロッキングブロック舗装と大きく変わりません。インターロッキングブロックを扱った経験があれば、これまでの知識や施工技術を生かして、レンガ舗装にも取り組むことができます。
基本的な舗装構成は共通
一般的なレンガ舗装は、路盤の上に敷砂を設け、その上にレンガを並べ、目地に砂を充填して仕上げます。基本的な流れは、インターロッキングブロック舗装と共通しています。
- 路床・路盤を整える
- 敷砂を均一にならす
- レンガを割付けに沿って並べる
- 目地に砂を充填する
- 表面を締め固めて仕上げる
レンガだから、まったく別の工法を一から覚える必要はありません。
レンガだけに特別な設計が必要なわけではない
舗装の設計では、歩行者だけが利用する場所なのか、車両が乗り入れる場所なのかによって、材料の厚みや路盤構成を検討します。これはレンガに限らず、インターロッキングブロック舗装でも同じです。例えば、歩道や広場では60mm厚、車両が通行する場所では80mm厚を検討するなど、使用条件に応じて選びます。大切なのは「レンガだから特別に考える」のではなく、交通条件や地盤、使用場所に応じて、舗装として適切に設計することです。
施工時に注意したいポイント
基本的な施工方法は共通していますが、レンガならではの特徴もあります。レンガには、天然原料と焼成による自然な色幅があります。一つのパレットから順番に施工すると、色の傾向が一部にまとまって見えることがあります。そのため、複数のパレットからレンガを取り出し、色を混ぜながら施工することが重要です。また、レンガにはわずかな寸法差があります。目地幅を取りながら調整することで、自然で整った仕上がりになります。
施工しにくい材料ではなく、提案されにくかった材料
レンガ舗装が少なくなった理由は、施工が特別に難しいからではありません。インターロッキングブロックが広く普及する一方で、レンガの特徴や使い方を説明し、提案する機会が減ってきたことも背景にあります。基本的な設計・施工方法が共通していることを知っていただければ、レンガ舗装はこれまでの経験を生かして取り組める材料です。
まずは舗装から
建物の壁に使用するレンガは、構造や納まりなど専門的な検討が必要になる場合があります。一方、舗装レンガは、既存のインターロッキングブロック舗装の知識を生かしやすく、レンガを提案する第一歩として取り組みやすい分野です。公園、広場、駅前、大学、文化施設など、景観を大切にしたい場所では、インターロッキングブロックだけでなく、レンガも比較材料の一つに加えていただきたいと考えています。岡田煉瓦では、使用条件に応じた製品選定、サンプル、見積り、施工に関する資料をご用意しています。





