会長の岡田が仕事で浦賀れんがドックに行ってきました。
浦賀れんがドックですが、1898年に契約し130万個納めています。当初は近辺にれんが製造所を設け、そこで製造したれんがを使用することを考えていたようですが品質不良でドックには適さず、最終的に弊社の煉瓦を買って頂いたようです。しかし、弊社と浦賀までの距離やれんがの数を考えると、とてつもないプロジェクトだったと思います。その当時はれんがを職人が一つ一つ木枠に入れて製造していましたし、車もなく今のようにインフラが整備されていない状態でした。どのように製造し、どのように運んだんでしょうね。
120年以上前に作られた浦賀れんがドックは、ドックとしての役目を終えて今は使われることはありません。しかし、今後は様々なことに活用する案もあるようなので楽しみです。
【写真】浦賀れんがドック、走水低砲台跡、観音崎公園