れんがの押出成形の要である真空土練機のスクリューとライナーが、前回の交換から稼働700日となり交換時期となりました。
スクリューケースを開きましたが、スクリューの羽根が摩耗して小さくなっていました。羽根の外形が小さくなると土練機内の端の粘土が残るようになるので交換します。ライナーも確認しましたが、リブが小さくなっていたので放置すると粘土を抑えられなくなります。これも交換します。
れんがを製造するのに沢山の機械を使っています。良い煉瓦を製造するためには全ての機械を良好な状態にする必要があります。古い機械もたくさんありますが、しっかりとメンテナンスを行えば新しい機械と遜色はありません。古い機械も大切に扱い、良い煉瓦づくりを心がけています。
ライナー:スクリューケースに取り付けてある、粘土の回り止めリブが付いた鉄板