株式会社 岡田煉瓦製造所|愛知県安城市|各種煉瓦の製造(一般用レンガ・建築用レンガ・床用レンガ・レンガタイル)

 

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【粘土③】250万年の旅を経て ― 三河粘土ができるまで
2025-12-20

私たちが使用している「三河粘土」は、約250万年前から1万年前の「更新世」と呼ばれる時代に生まれました。人類がまだ祖先の姿をしていた頃、自然の営みの中でこの粘土のもとが形成されていったのです。

 

起源は、岡崎市付近の三河高原に広がる花崗岩(かこうがん)。この岩が風雨で長い年月をかけて風化し、粒子となって矢作川などの河川により安城方面へと運ばれました。平野に辿り着いた粒子は、水の流れが穏やかな場所に堆積し、やがてカオリン鉱物を含む粘土層へと変化していきます。

 

このようにして生まれたのが、現在もレンガづくりに使用されている三河粘土です。長い地質の時間が作り出した素材が、いまも私たちの手仕事に活かされていることに、静かな感動を覚えます。

 
【粘土②】平野に眠る灰色の粘土 ― 三河の田んぼからレンガが生まれる
2025-12-11

弊社のレンガの主原料「三河粘土」は、愛知県安城市を中心に広がる平野部、碧海層(へきかいそう)と呼ばれる安定した地層から採掘されています。この地層には広く粘土層が分布しており、採掘業者は農家から土地を一定期間お借りして、採掘と埋め戻しを繰り返しながら資源を大切に採取しています。

 

採れたての三河粘土は灰色をしています。これは還元的な環境で堆積した証で、鉄分が酸化せずに残っているからです。空気に触れると次第に酸化が進み、黄褐色へと色を変えていきます。何気ない色の変化の中にも、土が歩んできた時間の深さが垣間見えます。

 

三河粘土の特長は、粘り気のある可塑性と、焼成時に美しく発色する鉄分の多さです。地域に根ざした素材として、成形性も色も優れたこの粘土が、私たちのレンガづくりを支えています。

 
【粘土①】たった20kmで変わる粘土の個性 ― 三河粘土と山土のちがい
2025-11-26

弊社のレンガは、地元三河エリアで採れる「三河粘土」と「山土」を独自に配合して製造しています。どちらも愛知県内の採掘場で、距離にしてわずか20kmほどしか離れていませんが、成り立ちや性質が大きく異なるため、あえて名称を分けて呼んでいます。

 

三河粘土は平野部の碧海層に属する地層から採れ、粒子が細かく、可塑性と安定性に優れています。一方、山土は豊田市の山あいで採れるもので、地形が複雑なため、粘土の堆積時期もばらつきがあり、採掘場所によって性質が異なるのが特徴です。

 

このように、たった20kmの距離でも粘土の成り立ちは大きく異なり、「三河粘土」「山土」と呼び分けられています。弊社では、それぞれの粘土の特性を見極めながらバランスよく配合し、色合いや風合いに深みのあるレンガづくりを行っています。

 
レンガ選びで迷ったら──まずはこの3色がおすすめです
2025-11-20

外構や店舗の床、アプローチなどにレンガをご検討されている方へ。今回は、岡田煉瓦としてまず最初におすすめしたい色と焼成方法についてご紹介します。

 

■ “レンガらしさ”を楽しめる「還元焼成」

レンガの魅力といえば、ひとつひとつ違う色合いや表情をもつ“窯変(ようへん)”。少し専門的な言葉ですが、簡単に言うと焼成時の火の回り方や酸素の量で変わる自然な色幅のことを指します。その窯変をもっとも楽しめるのが、還元焼成(かんげんしょうせい)で焼いたレンガです。ムラや濃淡が生まれ、人工物では出せないあたたかみと深みが際立ちます。

 

■ 色で迷ったらこの3色

還元焼成の中でも、特におすすめしたい3色をご紹介します。

 

● Y:焼過(やきすぎ)

赤系の王道カラー。華やかさもある“これぞレンガ”といえる色味です。

 

● RO:ベージュ還元

明るく優しい印象を出したいときに最適です。ナチュラル系のデザインや、植栽との調和を重視したい現場に人気があります。

 

● N:マンガン焼過

落ち着いた深みのあるトーン。重厚感のある雰囲気をつくりたいときや、シックな外観・内装と相性抜群です。

 

■ 舗装(床)には 2:1 の比率の「251」がベスト

舗装レンガの場合、基本的に目地を設けず面で仕上げるため、長さ:幅=2:1の比率の形状が最も安定します。岡田煉瓦ではこの比率を備えた代表的な形として、「251シリーズ」をおすすめしています。サイズは230×115×t60で、床用途では、次の3品番が特に人気です。

 

  251Y(焼過)、251RO(ベージュ還元)、251N(マンガン焼過)

 

いずれも還元焼成ならではの自然な色幅が美しく、歩道・アプローチ・テラス・店内床など幅広い用途で使える万能カラーです。

 
安城フリモ・cocoln 11月号に掲載されました!
2025-11-12
この度、地元密着情報誌である安城市配布の「安城フリモ」と、刈谷市・知立市配布の「cocoln(ココルン)」の11月号に、初めて弊社を掲載していただきました!
・「見つけるわたしの和」をテーマにした特集ページ

・広告記事

上記2つの内容でご紹介いただいております。

 

「レンガが『和』?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、レンガは意外にも和のテイストの建築にも美しく調和する優れた商材なのです。

配布地域の皆さま、もしこの情報誌を目にされましたら、ぜひお手元にとってご覧ください。

弊社の新たな魅力を発見していただけるかと思います。

株式会社 岡田煉瓦製造所
〒444-1211
愛知県安城市根崎町西根283
TEL.0566-92-0343
FAX.0566-92-4696
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